ドッグフードだいちの小林です。
これは自分のために残しておくものです。
専門学校とかでもドッグフードに
関する授業をしておりますが、
基本的に僕は実際の現場で使う事を
意識して実用的なことを講義しています。
例えばドッグフードの選び方の基準は
何を参考にすればいいのか、
ドッグフードだけだとイマイチ体調が
良くならない愛犬にはどうしたら良いのか
などです。
中には飼い主さんから教えてもらったことも
入っているため、どうしても科学的根拠に
乏しいところもあり、経験論に寄りがちな
ところももちろんあるんです。
学生などにたくさんお話をしていくうちに
もう少し自分の知識を整理し、体系化して
実用的な学問としてドッグフードのお話を
してみたいなと最近勝手に思っています。
あまりにも学術的?なことに寄ってしまうと、
犬に必要なエネルギー供給量の計算など、
大変わかりづらいし、実際の現場では
全然使わない内容になってしまうのです。
その辺は実際の経験を元に必要な給餌量を
愛犬の様子を見ながら調整していくことを
教えたり、あくまでもちゃんと現場で
使われている内容を基に少し学問チックに
してみたいなと勝手に思ってます(笑
大学の獣医学部でも栄養学の勉強などは
すると思うんですが、実際に細かい計算をして
1%や1mg単位で栄養を考えるよりは
全体的なバランスを考える方が
大切なんじゃないかと個人的に思っています。
そして栄養学としては、例えばたんぱく質を
〇〇%以上摂らせた方が良いなどは
勉強しますが、それが植物性のタンパク質の
方が良いのか、動物性のタンパク質の方が
良いのか、または原材料の質によっても
わんちゃんの体調が変わってきたりする場合も
あるということは勉強しないと思います。
ドッグフードのように加工した食べ物より
鮮度の良いお肉をあげた方が体調改善する例も
もちろんあります。
もちろん私も含めての話ですが、世間では
根拠がなかったりする犬のご飯に関する話が
結構あるような気がします。
私は直接論文を読む事はあまりできませんし、
研究者でもありませんので、ある程度人の
お力もお借りしながら、自分の考える
実用的な「ドッグフード学」が
大学などの授業でも使われるような
ある程度根拠のあるものにまとめたいと
思っている今日この頃でした。
本格的にやると研究などすごく費用も
かかるんだろうなーと思っていますが、
夢や目標は発信しないと実現しないと
いうことで独り言でした(笑
追記
生き物の体に100%正解はないと
思うので、その辺も含めて教えられる
学問になると、よく聞く獣医さんが
「この病気ならこの療法食だね」
みたいな失礼な言い方をすると
「〇〇の1つ覚え」みたいな
やり方もなくなってくると思います。
【このブログを書いている人】
小林宏幸
1989年生まれ
札幌市出身/小樽商科大学卒業
北海道産ドッグフードだいち代表取締役
「獣医も認めるドッグフード専門家」
資格 犬の管理栄養士/食品衛生責任者
経専北海道どうぶつ専門学校フード学講師
ドッグフード口コミサイト
「わんちゃんとドッグフード」監修者
