小林宏幸の個人ブログ

犬のご飯の情報で正解を探してませんか?

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こんにちは、ドッグフードだいち代表の小林宏幸です。

突然ですが皆さんネットで犬の情報の正解ばかり探していませんか?
僕も昔はそうでした。

・どんなドッグフードがいいんだろう?
・犬に1番良い栄養バランスは何だろう?

ですが、やればやるほど「ど壺」にハマりました。
勉強した事が当てはまらない犬もいるという事実。

とても苦しみもがいた結果、やはりその犬その犬の個体差に合わせていくという事に落ち着きました。

分子栄養学の分野でもポーリング博士がビタミンの必要量の個体差は20:1ほどあると言っていたり、イエール大学の論文では未加工の食材をとれば栄養バランスは体の中で勝手に調整されると教授が言っていたりします。

大航海時代に船の中でビタミンCが不足し壊血病が流行っていたにも関わらず、ビタミンCを摂っていないがコーヒーを飲んでいた船員は壊血病にかからなかっという論文があるなど、体の中で何が起きていて何が正解かなんて誰にもわかりません。(普通はカフェインの利尿作用で余計に水溶性のビタミンCが流れ出て壊血病にかかりやすくなると考えるはずですよね)

それが全てとは言いませんが、
・食事だけで健康は決まらない
・ドッグフードだいちが合わない犬もいる
・勉強したことは時として間違っている
これを受け入れるのにはプライドが邪魔してとても苦労しました。

ではドッグフードだいちで売り出す点は何だろう?
北海道産、無添加、生食。
消費者にとっては魅力に感じるかもしれないが、もっともっと大切なのは小林が相談に乗ることでその犬の体調をサポートする
「相談型ドッグフード」
導き出した結論はこれしかなかった。

・だいちが合わない子は違う食事を勧める
・飼い主さんではなく犬を見て相談に乗る

これをやりだすと飼い主さんとの関係性も非常に良くなりました。
もちろん体調が良くなるわんちゃんも増えました。

どんなに統計的にいい結果が出ていることでも間違っていることはあるし、人間の思い込み(プラセボ・ノセボ効果)はすごく、平気で自分の犬は健康になっていると勘違いする生き物です。

【さらに大切な話】
「個体差に合わせる」で話は終わりではありません。
最近になって大切に思えてきたことは
「犬の勉強だけをしない」
ということです。

犬を健康にしたいなら犬の勉強をすべきでは?
もちろん犬の勉強は必要です。
ですが、犬のことだけを見ていると気づかない事がたくさんあるんです。

犬の祖先はオオカミで遺伝子が肉食動物だから肉を食べさせる
→パンダって遺伝子は肉食だけど笹食べてるよね?

犬に塩はダメ!
→牛や馬は塩がないと育たないよね?

魚も人も犬も牛も肝臓って同じ形してるなー
→元々脊椎動物って魚類から進化したから当たり前だよね?

植物の頂芽優勢(植物は根本の葉を光合成の余力があるうちに枯らして、上の方の葉にエネルギーを割り振る)
→内蔵機能のように1つ1つバラバラに動いているわけではなく、体全体の効率を優先して動く。だから動物病院で出される肝臓サポートみたいな療法食ドッグフードとかなんの解決にもならない。

犬の祖先がオオカミとか言って議論をしてるなら元々人も犬も魚類から進化してきた脊椎動物なんだから魚を見て犬に活かす事だってできるよね?

現在の日本医療でタブーとされている千島学説を提唱した千島喜久男先生も元々獣医学科出身です。
「細胞は分裂してできる」
と教科書的にはなっていますが、細胞がない卵に徐々に赤い斑点ができ始め、そこから徐々にひよこが生まれるのを実際に観察して、
「赤血球から細胞が誕生する。細胞が分裂しているように表向き見えているだけ」
と千島先生は提唱しました。
当たり前だよね、細胞分裂説が本当なら細胞のない卵はどうやって細胞のあるひよこになるの?って話だから。
(現代医学ではタブーとされています)

実際に千島先生が提唱した骨髄ではなく腸から血ができるという「腸管造血説」は2018年のコロンビア大学の実験で判明した。

卵とひよこを観察して人間の医学に活かす。
素晴らしいと思います。
人間だけ、犬だけを見ていてもわからないことはたくさんある。
人と犬。
魚と犬。
植物と犬。
共通している部分や関係性を見て学べる部分なんてたくさんある。

「犬の事に詳しくなりたいなら他の動物のことも同じくらい学ぶ」

最近僕が大切にしている事です。
ですが、こんなことしていると当然見てくれる人は少なくなります(笑
犬の情報を求めてるのに魚の話なんてしたらそりゃ聞く気無くすよね(笑
ここまで読んでくれた人ありがとうございます(笑
いろいろとバランスが大事です。