お役立ち情報(ドッグフード)

犬に初めて生肉を与えるときの注意点

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最近はプレミアムドッグフードなど、以前に比べて高品質なドッグフードが増えてきました。
原因としては病気のワンちゃんの増加飼い主様の犬の食事に対する関心の高まりがあると思います。
そして犬のご飯についてかなり勉強されている飼い主様も増えてきております。
そのような方は犬に生食・生肉を試してみたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそのような方に向けて犬の生食の始め方をお伝えしたいと思います。

Contents

犬の生食の始め方

いくら犬に生肉・生食が良いと言っても、長い間ドッグフードや火を通したものしか食べてきていないと、人間と同じように食べ慣れないものを食べるとお腹をこわして下痢や軟便をしたり、体調を崩してしまう場合もあります。ですので、フードを生食に切り替えたり、普段の食事に生肉を加えようとするときには段階を踏んで少しずつ変えていくことが必要になります。

犬の生食1日目(初日)~2週間

 

最初は「生で食べさせたい肉」を食べやすいように細かく切ったり、ミンチ状にして、必ず火を通してから与えましょう。
普段食べていたドッグフードやご飯があれば、それに少しずつ混ぜていった方がいいです。
いきなりいつものご飯ではなく、違うものが出てきたら犬も動揺してしまいますので。

小型犬の場合は大きいかたまりだと食べづらい場合がありますので、細かくしてあげることも重要です。
火を通す場合は電子レンジやフライパン調理、湯煎などでOKです。
加熱したばかりのものは臭いが強く、犬も大喜びですが、必ず人肌くらいまで冷ましてから与えましょう。場合によっては食べやすいように水と混ぜてあげても良いです。

よくある犬の生食の間違い

犬の勉強をすればするほど生食の良さがわかってくるので、飼い主様も生であげたいという気持ちが強いあまり、今までドッグフードしか食べてこなかった犬に初日から生で食べさせてしまうケースがあります。
もちろんそれで問題のないケースもありますが、普段食べ慣れていない場合は下痢をしてしまうこともあります。
生食は犬の健康に良いからこそ、時間をかけてゆっくり慣らしていくことが大切です。

犬の生食2週間~1か月目

 

生 ドッグフード

犬によって個体差はありますが、2週間から1か月の間加熱したものを与えて、ワンちゃんの便の変化もなく、ご飯を出したらすぐ食べてくれるようでしたら徐々に生にして与えていきましょう。
湯煎やレンジ、フライパン調理の時間を少しずつ短くしていき、生の割合を徐々に多くしていきます。
便がゆるくなるようでしたら、前回よりもよく火を通して与えるようにし、便の様子を見ながら生に近づけていきます。

犬の生食1~2か月目以降

上で説明したようなことを実践すると早ければ2週間、遅くても2か月(通常は1か月程度)で生にうまく切り替えることができます。
一度、下痢や軟便になるとまた戻すのに時間がかかるので、焦らずゆっくり生にしていくことが大切です。
また、加熱のときは人肌くらいまで冷ますとお伝えしましたが、生肉の場合は冷蔵か冷凍の状態のもの与えると思います。
その場合も同様で、冷たいものを与えるとお腹をこわす可能性があるので、生肉はある程度常温(10℃前後)に置いてから与えるようにしましょう。
置きすぎると肉の鮮度が悪くなってしまうので、タイミングも難しいですが注意しましょう。

犬の生食まとめ

以上、犬の生肉・生食の始め方・慣らし方をお伝えしましたが、初日から生で食べてなんともなかったワンちゃんも多くいます。
ですが、犬が下痢や軟便をするとかなり心配をする飼い主様も多いので、焦らずゆっくり変えていくことが大切です。
わからないことがあればいつでもご相談ください。

お問い合わせ先
北海道産ドッグフードだいち
0120-546-089(平日9~18時)

犬の生肉の始め方(動画)

トイプードルのリュウくんが生肉を始める時の動画です。 無料で視聴可能ですので、是非ご参考にしてみてください。

動画を見る