わんちゃんにとって1番良いドッグフード・ごはんとは何でしょうか?
良いドッグフード・ごはん=1番犬に必要な栄養素がたくさん摂取できる
ということになりますので、順を追って解説していきます。
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犬に1番大事な栄養素
肉食動物とほぼ変わらない体内構造(歯や胃・腸の構造など)をしている犬にとって1番大事な栄養素は「動物性たんぱく質」になります。
ここで重要なのが「動物性」のたんぱく質であり、「植物性」ではないということです。
動物性たんぱく質・・肉や魚
植物性たんぱく質・・小麦、大豆、とうもろこしなど
人と違い、腸の短い犬は植物性たんぱく質の消化・利用が得意ではなく、動物性たんぱく質を多く含むフード・手作りご飯にしましょう。
特にドッグフードは原材料表示の一番左上に肉や魚の表示がなければ、コスト削減の目的で作られているドッグフードと理解して問題ありません。
手作りご飯の場合は全体の6~8割を動物性たんぱく質を多く含む食材にしたいですね。
犬に1番良い食事の摂り方
ここまでわんちゃんにとって1番必要な栄養素は「動物性たんぱく質」というお話をしてきました。次はその「動物性たんぱく質」をどのような形で食べさせると良いのか解説していきます。
最初に質問なのですが、人は①②どちらから毎日栄養を摂るのが健康に良いと思いますか?
①自然な食材(肉、魚、野菜、海藻・・・)
②サプリメント
答えは完全に①です。
サプリメントやカリカリに加工したドライフードのように人工的に加工され、不自然に大量の栄養素を含むものは内臓にかなりの負担がかかるので、自然な食材をわんちゃんに食べさせるようにしましょう。
犬の生食のすすめ
それでは、犬にとって最も自然な食材とは何でしょうか?
答えは「新鮮な生肉」になります!
先ほども言いましたが、カリカリに乾燥させたり、火を加えたりすることにより食材の栄養価というのはどんどん落ちていきます。
その栄養価を落とさずに熱に弱い栄養素なども100%に近い状態で摂取できるのが「生食」になります。
人も犬も生で食べられるものは生で食べた方が良いということです。
犬の場合は常に胃酸が強い状態で保たれており、腸も短いので生肉に含まれる細菌への抵抗力も強く、体内からすぐに排出できますので、人と違い生肉を食べるのに最適な体内構造をしております。
犬に食べさせる生肉の選び方
もちろん生肉といっても鮮度の悪いものは栄養価も落ちていますしダメです。
最低限スーパーに売っている肉以上のレベルのものを選びましょう。
そのくらいのレベルの食材であればわんちゃんが生で食べるのに適したものになります。
次回は生食の始め方や効果などを解説していきます。